認定連携事業の紹介

認定連携事業 第12弾(2018.3)

ITを活用した生態系保全活動 日立 ITエコ実験村(電機・電子)

団体名 株式会社 日立製作所
連携主体 地域住民、ボランティア団体、神奈川県秦野市、東海大学、研究者ほか
地域 神奈川県

2011年4月より生態系の保全を目的に里地里山の保全活動を行っています。ITを用いた生き物観察、気象センサーなどを設置して環境の見える化を行うなど、ITが生態系保全にどのように役立つのかを実証・検討しています。また、地域の子ども達や従業員とその家族への環境教育も行っています。

●認定のポイント:取組の重要性
地域住民、ボランティア団体、 自治体、学校、研究機関等と協力し合いながら生態系保全活動を行っています。

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おかやま大野ダルマガエル保全プロジェクト

団体名 おかやま大野ダルマガエル保全プロジェクト
連携主体 ウエスコ、サンキョウ-エンビックス、カーライフ フジサワ、大野学区連合町内会、おかやまの自然を守る会、岡山市環境保全課、岡山市岡西公民館、大野小学校、大野幼稚園等
地域 岡山県

岡山市北区大野学区内において、絶滅危惧種ナゴヤダルマガエルを保護する活動をしています。地元住民、農業者、企業、市、教育機関等が連携して、ダルたん(ダルマガエル保護田んぼ)の環境づくり、田植え・稲刈り・収穫祭のイベントによる啓発・普及、生息地で生産されたお米のブランド化、および生息状況の調査などを行っています。

●認定のポイント:取組の重要性
ダルマガエルが棲める環境づくり、田植え・収穫祭などのイベントによる啓発・普及、および生息状況の調査や、環境配慮米の開発・ブランディングを通じた、保全と持続可能な利用を進める取組です。

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貝殻を活用した里海保全活動~貝殻が海を救う!~

団体名 貝殻利用研究会
連携主体 海洋建設株式会社、全国漁業協同組合連合会、県漁連・県漁協 等
地域 全国

海洋環境の再生・保全を目的とした事業です。廃棄貝殻を有効利用した技術の開発・普及による里海の保全および環境学習やレクリエーションを通じての啓蒙活動に取り組んでいます。また、国外(メキシコ)においても貝殻利用技術の普及を行っています。

●認定のポイント:取組の重要性
廃棄される貝殻を活用して海生生物の生息空間を作り上げるなどの工夫がなされた生物多様性保全と持続可能な利用に効果の高い取組です。

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サントリーの愛鳥活動

団体名 サントリーホールディングス株式会社
連携主体 公益信託「サントリー世界愛鳥基金」 日本鳥類保護連盟 大学研究者 等
地域 海外、日本全国

野鳥を保護することが人間や自然環境を守ることにつながるとの考えから、1973年からバードサンクチュアリ開設(山梨県白州蒸溜所)等の活動を展開しています。また、1989年創設の公益信託「サントリー世界愛鳥基金」により、国内外の延べ366団体の保護活動を助成してきました。

●認定のポイント:取組の重要性
長年にわたり、野鳥を象徴とした生物多様性保全活動を支援してきた高い効果のある取組です。活動の継続性向上を促す助成プログラムなどの開発も行っています。

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植樹活動やブラザーエコポイント、クリック募金による森林の復元と保全への貢献(電機・電子)

団体名 ブラザー工業株式会社
連携主体 岐阜県・郡上市、名古屋大学臨床環境学コンサルティングファームチーム 等
地域 愛知県

地域の皆様と連携しながら生物多様性保全に取り組むブラザーグループは、独自のエコポイント活動やクリック募金を通じて従業員やその家族の参加、お客様からの支援を頂いています。郡上の取組みは2008年の創業100周年を機に、岐阜県・郡上市と“生きた森林づくり協定”を結び展開しています。

●認定のポイント:取組の重要性
社員教育・エコポイント寄付・植林活動などを世界各地で展開することで、生物多様性保全と持続可能な利用に効果の高い取組です。

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生物多様性〈いのちのつながり〉を守るために、てんのうじどうぶつえんができること、個人ができること

団体名 大阪市建設局天王寺動物公園事務所
連携主体 民間企業等、WWFジャパン、IUCN日本委員会 等
地域 大阪

生物多様性について考えるきっかけとしておりがみアクションをイベントで行い、民間企業と共催して具体的な事業を紹介することで、自らの行動を引き出すMY行動宣言につながるよう工夫しています。

●認定のポイント:取組の重要性
実際の動物を間近で見られるという動物園ならではの特性と、平成27年度以降入園者数170万人前後を記録している集客力を活かし、MY行動宣言や環境教育・生物多様性の普及啓発活動を幅広く展開する取組です。

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生物多様性保全に関する日本製紙連合会行動指針

団体名 日本製紙連合会
連携主体 各会員企業・会員団体 等
地域 海外、日本全国

生物多様性の保全に積極的に取り組むことを製紙産業の社会的責務と考え、行動指針を策定するとともに、この行動指針に基づく会員企業の生物多様性保全の取り組み状況を毎年度フォローアップ調査し、調査結果を会員企業にフィードバックする事業です。

●認定のポイント:取組の重要性
業界全体が及ぼす生物多様性への影響低減と持続可能な利用を推進する取組です。

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地下水涵養事業/地下水保全(電機・電子)

団体名 ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社
連携主体 NPO法人 くまもと未来ネット、JA菊地、菊陽町ならびに大津町の農家の皆様、水土里ネット(白川中流域土地改良区協議会)
地域 熊本県

2002年6月に開催したソニーの半導体グループ内の環境サミットで『環境ネットワークくまもと(現 くまもと未来ネット)』様から提案を受け、2003年からスタートしました。「使った水はきちんと返そう」をスローガンに取り組んでおり、日照りが続いた2005年を除き、毎年、工場で使った水の量を上回る地下水を涵養しています。

●認定のポイント:取組の重要性
工場で使用する水の量以上の地下水を農作物植え付け前後の農地をお借りして涵養する、というユニークな発想と、さらに、そこで生産した農産物を社員個人が購入できるようにするなど地元に密着した地域貢献活動を展開し、地下水資源の保全普及啓発に高い効果が期待されます。

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トンボ100大作戦 ~滋賀のトンボを救え!~

団体名 生物多様性びわ湖ネットワーク
連携主体 旭化成㈱・旭化成住工㈱・オムロン㈱・積水化学工業㈱・積水樹脂㈱・ ダイハツ工業㈱・ ㈱ダイフク・ヤンマー㈱ (五十音順)
地域 滋賀県

企業を中心に様々な主体が連携し、滋賀県で広く生物多様性保全を推進するつながりです。成長に応じて多様な環境を利用する「トンボ」をテーマに、共通の取り組み「トンボ100大作戦」を展開し、楽しく継続的な保全活動に取り組んでいます。

●認定のポイント:取組の重要性
トンボを象徴種に、企業の生物多様性保全活動をつなぎ、促進させている生物多様性保全上高い効果を持つ取組です。

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ならやまプロジェクト・歴史的風土特別保存地区における里地、里山の再生と活用による景観形成と環境整備事業

団体名 奈良・人と自然の会
連携主体 NPO法人日本森林ボランティア協会、いこま棚田倶楽部 等
地域 奈良県

里山再生保全から里山機能創生活動へと展開する
 ・多様な里山機能の活用と推進
 ・森林環境教育の質的向上
を目指しています。対象を青少年だけではなく、保護者や一般市民へと拡大し、相互に共有体験できるステージを提供し、環境問題への意識高揚と豊かな発想力の涵養を図っています。

●認定のポイント:取組の重要性
自然観察・里山整備・文化行事、環境教育など多彩な活動を通じて、生物多様性の保全と持続可能な利用について取り組む活動です。

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ラムサール条約湿地中池見湿地における「ミニ田んぼサポーター事業」

団体名 NPO法人中池見ねっと
連携主体 敦賀市、秋あかねグループ、中池見湿地保全活用協議会、地域住民
地域 福井県

ラムサール条約湿地・中池見湿地の豊かな自然を市民サポーターによって保全する取り組みで、2011年にスタートしました。初めてでも気軽にトライできる一区画 5m×5m の「ミニ田んぼ」では、デンジソウなどの絶滅危惧種があたり前に見られる環境を維持しています。

●認定のポイント:取組の重要性
絶滅危惧種保全のための湿地における田んぼ活動と、年間を通じた環境教育・地域活性事業により、生物多様性の保全と普及啓発に高い効果が期待されます。

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六甲山のキノコの多様性を地域に発信

団体名 兵庫県立御影高校 環境科学部 生物班
連携主体 兵庫きのこ研究会、兵庫県立人と自然の博物館、神戸市立森林植物園、神戸YMCA等
地域 東京 石川 福井 愛知 京都 兵庫 岡山

平成20年度より地域の様々な団体と連携しながら、六甲山のキノコの多様性を、標本の作製や長期モニタリングの解析から明らかにしている活動です。成果は県内外での企画展や学会などで公開し、多くの人にキノコの多様性を伝え、環境保全の啓発を行っています。

●認定のポイント:取組の重要性
キノコというあまり注目されないが、生態系の中で重要な役割を持つ生き物の普及啓発を学生視点で行う、高い効果のある取組です。

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わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト(電機・電子)

団体名 ソニー株式会社
連携主体 日本自然保護協会、各地域の自然観察会を行うNGO 等
地域 全国

自然観察会による「体験」と、フォトコンテストやFacebookを活用した参加型コミュニティによる「共有」の2つの側面から、多くの方に自然のおもしろさや大切さ、生物多様性の重要性を伝える活動です。

●認定のポイント:取組の重要性
気づきと感動をきっかけに生物多様性を普及啓発する取り組みで、自然観察会に加え、Facebookやフォトコンテストなどのプログラムも活用した生物多様性の普及啓発に高い効果が期待されます。

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