認定連携事業の紹介

認定連携事業 第13弾(2018.9)

伊島のササユリ保全・活用事業

団体名 伊島ささゆり保全の会
連携主体 伊島町会,伊島中学校,伊島中学校PTA,伊島婦人会,伊島老人会,伊島青年団,阿南市, KITT賞賛推進会議,阿南工業高等専門学校,徳島大学鎌田研究室,徳島県森林づくりリーダー会、新ささゆり会
地域 徳島県

阿南市生物多様性ホットスポット(阿南市2014)かつ、 重要里地里山(環境省2015)である伊島における、ササユリ(絶滅危惧IA類  (徳島県))の保全と活用を目指す取り組みです。伊島ささゆり保全の会(2016年設立)が核となって、島外からのボランティアの受け入れ、科学的な知見の活用、生育地管理や啓発事業などを行っています。

●認定のポイント:取組の重要性
島だけでは厳しくなったササユリ生育地の管理(島外ボランティアによる草刈り)、播種からの育苗、森林化した生育地の伐採、盗掘防止のための普及啓発活動などで、個体数の増加や生育地の拡大が期待されます。島では中学校・PTAを中心として保護が行われており、環境教育としての効果も期待されます。また、地元企業による支援(寄附・参加)で活動が支えられています。

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岡山市生物多様性地域戦略

団体名 岡山市
連携主体 自治体・NGO・企業など
地域 岡山県

生物多様性の保全等を計画的に行うため、岡山市生物多様性地域戦略を策定・推進しています。現在は戦略に基づき、市独自の環境影響評制度づくり、「にじゅうまるプロジェクト」を活用した各主体の取組の見える化・連携、周辺自治体や事業者と協働した流域連携事業などを実施しています。

●認定のポイント:取組の重要性
市全体での環境保全の取り組みの発掘やネットワーク化、生物多様性の保全及び持続可能な利用に対して具体的な効果が期待されます。

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黒沢湿原保全

団体名 黒沢湿原を守ろう会
連携主体 生物多様性とくしま会議、「徳島県植物研究会」「NPO法人徳島保全生物学研究会」
地域 徳島県

野生鳥獣また盗掘等の被害巡視活動、小学生から高齢者まで多くの利用者への情報提供、除草や盗掘防止の保護活動を通じ、これらの度に、観察会等を実施し、県下の自然保護団体や市民と協働で、多様な生態系の保全および失われた湿地環境の再生を行う活動です。

●認定のポイント:取組の重要性
自然観察・里山整備・鳥獣被害管理、普及啓発・環境教育および盗掘の巡視など地道で多彩な活動を通じて、生物多様性の保全と持続可能な利用について取り組む活動です。

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桜島どんぐりころころ植樹祭

団体名 桜島どんぐりころころ植樹祭実行委員会
連携主体 国(国土交通省)、鹿児島県、鹿児島市、小・中学校(みどりの少年団)、株式会社ローソン、ライオンズクラブほか
地域 鹿児島県

「地球に緑を 桜島を緑に」をスローガンに、錦江湾近隣等の小・中学校の緑の少年団が自ら育てたどんぐり3年苗を鹿児島のシンボル桜島に植栽し、「豊かな心の育成」や「生物多様性保全」への関心・意欲の高揚に努めています。

●認定のポイント:取組の重要性
小中学生を対象とした地域のドングリを活用した地域樹種の育苗・植栽を通じて生物多様性豊かな森作りや、森の持続可能な利用に資する地域文化作りに貢献する取組です。

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自然大好き・生き物大好き・地球大好きな西伊敷っ子を目指して

団体名 鹿児島市立 西伊敷小学校
連携主体 鹿児島市、かごしま環境未来館、鹿児島県体験的環境学習研究会(市民活動団体)、おやじの会ほか
地域 鹿児島県

全校児童でこどもエコクラブに登録し、市学校版環境ISO認定校として環境学習活動の充実を目指すものです。生物多様性について体感する活動は「プールの生き物救出&調査」とビオトープ「虫の家」活用があります。また「みどりの小道環境日記」は表現・発信の取組です。

●認定のポイント:取組の重要性
小学校にあるプールや雑草のあるスペースを舞台としたビオトープ管理、環境教育、3ヶ月のモニタリング(環境日記)など全国の学校で取り組みやすい手法を活かした取組です。

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自然と共生する里づくり

団体名 自然と共生する里づくり連絡協議会
連携主体 農家、環境NPO、地域経済振興関係団体、地方自治体(千葉県いすみ市、国土交通省、千葉県)ほか
地域 千葉県

いすみ生物多様性戦略や関東エコロジカル・ネットワーク推進基本計画(国土交通省)、田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト等と連携し、環境配慮型有機米の生産、学校給食の全量有機米使用、有機水田をフィールドとした環境学習や食農体験、総合学習「いすみ教育ファーム」、シンポジウムや国際会議の開催、都市と農村の交流を行うなど、生物多様性の主流化を進めてきました。

●認定のポイント:取組の重要性
環境配慮有機米「いすみっこ」の栽培を通じた生物多様性の保全・復元などの効果が期待されるほか、自然を活かした地域づくりにもつながる取組です。学校給食の全量有機米使用をつうじて、毎日のように“食べる”という主体性を伴って、生物多様性の価値を伝えている先進的な取組です。

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生物多様性CSR活動(希少動植物の保護)

団体名 東芝ライテック株式会社 今治事業所
連携主体 愛媛県、NPO森からつづく道、地元自治会(今治市東村)、地元小学校など
地域 愛媛県

東芝グループ企業として環境コミュニケーション、希少動植物の保護などを通じて地域に貢献するため、周辺地域の自然保護・絶滅危惧種の保護という観点で構内育成保護、NGO・県・自治会と連携し社会学習として地元小学生と共に次世代への引継ぎも兼ねた活動です。

●認定のポイント:取組の重要性
社有地を活用した絶滅危惧種の生息域外保全のための活動と、環境教育・地域活性事業により、生物多様性の保全と普及啓発に高い効果が期待されます。

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人と生きものパートナーシップ推進事業

団体名 長野県 環境部 自然保護課
連携主体 保護団体、国、市町村、企業、教育機関、学術研究機関
地域 長野県

希少種や生物多様性の保全活動の支援を希望する保護団体と保全活動に関心を持つ企業や学術研究機関等とを、長野県が仲介役となり結びつけ、「生物多様性保全パートナーシップ協定」を締結することで相互連携による保全活動に取組んでもらう活動です。

●認定のポイント:取組の重要性
資金も含めた民間団体と企業の協力パートナーシップを長野県が仲介するユニークな枠組みで、保全と持続可能な利用の推進に貢献する取組です。

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三方五湖自然再生事業

団体名 三方五湖自然再生協議会
連携主体 地方公共団体(福井県、美浜町、若狭町)、NPO等(美しい鳥浜を創る会、ハスプロジェクト推進協議会、世界に誇るラムサール湿地三方五湖を育む会 他)、漁業者(鳥浜漁業協同組合、海山漁業協同組合、南西郷漁業協同組合 他)、地域住民、大学(福井県立大学、東京大学 他)
地域 福井県

三方五湖流域とその周辺地域で、「湖と里をとりまく自然と人のつながりの再生」を目指し、護岸等の自然再生、湖と田んぼのつながり再生、侵略的外来生物・ヒシへの対策、環境に優しい農法の取組み、湖を活用した環境教育、シジミのすむ湖岸再生に取り組んでいます。

●認定のポイント:取組の重要性
自然再生、文化伝承、外来種対策、環境配慮型農業の推進、環境教育など、多岐にわたる活動を通じて、湖沼の生物多様性保全や持続可能な利用の推進に貢献する取組です。

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森づくり県民大作戦

団体名 静岡県、公益財団法人静岡県グリーンバンク
連携主体 地方公共団体及びNPO、地域の活動団体等(約90団体)
地域 静岡県

県、県民、森づくり団体等と協働で植栽や下草刈り等の森づくり活動を実施する取組です。県及び公益財団法人静岡県グリーンバンクはこの取組を通じて、県民に対して森林の大切さや森づくりに対する理解を促しており、平成29年度は778行事に27,968人が参加しました。

●認定のポイント:取組の重要性
静岡県の地域戦略“ふじのくに生物多様性地域戦略”に基づく、生物多様性豊かな森づくりや、森林の持続可能な利用に資する地域文化づくりに貢献する取組です。

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Let’s Try Biodiversity

団体名 電機・電子4団体環境戦略連絡会 生物多様性ワーキンググループ
連携主体 一般社団法人日本電機工業会(JEMA)、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)、一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)
地域 全国

生物多様性保全活動の中でも事業者を対象とした比較的容易な取組みに絞り、具体的な方法をわかりやすく解説した「Let’s Try Biodiversity(LTB)」の制作と、それらを実際に体験できる説明会の開催からなる事業です。生物多様性保全活動の裾野拡大を目的としています。

●認定のポイント:取組の重要性
中小企業単位でも取り組みやすい活動の例示に加え事業発展のためのノウハウを掲載するなど、優れたガイドラインを作成普及する活動です。

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