認定連携事業の紹介

認定連携事業 第7弾(2015.10)

自然と農業と人が共生する村づくり~環境創造型農業の恵み~ (田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト)

団体名 大潟村役場
連携主体 村内農家、大潟村有機農業推進協議会、大潟の自然を愛する会、コガムシの会、大潟村農地・水・環境保全対策推進会議
地域 東北

化学肥料・農薬を出来る限り減らす農法や有機農法に取り組み生物多様性を育む営農を推進する事業です。「水田(農業)が支える我が村」を実感し、環境創造型農業がもたらす恵みを「田んぼの生きもの観察会」などを行い、村内外の人に知ってもらい、自然と農業と人が共生する村を目指しています。

●認定のポイント:取組の重要性
環境配慮型農業や田んぼの生きもの調査を通じた環境教育などに取り組んでおり、渡り鳥との共生を通じた国際協力・持続可能な地域づくりに発展している取り組みです。

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緑の回廊プロジェクト

団体名 NPO法人 ボルネオ保全トラスト・ジャパン
連携主体 サラヤ株式会社、ハンティングワールド株式会社、NPO法人 旭山動物園くらぶ など
地域 海外

ボルネオ保全トラスト・ジャパンの緑の回廊プロジェクトは、アブラヤシ・プランテーション開発により細かく分断されてしまった複数の森林保護区をつなぎ、川に沿って細長く続く大きな熱帯雨林をつくることで動物たちの移動経路を確保し、森林機能を回復させて動植物の遺伝子・種・生態系の生物多様性を保護するための取り組みです。

●認定のポイント:取組の重要性
生物多様性豊かな東南アジアにおける種の絶滅防止、生息地の再生を目指す事業です。本業として関わる企業の参画や多様な寄付企画の展開など事業の持続性も工夫されています。

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野鳥保護区の設置

団体名 公益財団法人 日本野鳥の会
連携主体 株式会社明治、日本製紙株式会社、富士通株式会社、富士通九州ネットワークテクノロジーズ株式会社、個人など
地域 全国

日本野鳥の会の野鳥保護区の設置は、希少な野鳥の保護とその生息地環境の保全を目的に、土地の買取りもしくは所有者との協定により民間の保護区を設置する事業です。これまでに全国36ヶ所の野鳥保護区を設置し、主に北海道東部で絶滅危惧種であるタンチョウ・シマフクロウの保全につとめています。

●認定のポイント:取組の重要性
絶滅の危機にある鳥類やその生息地の保全に高い効果を発揮している事業です。土地購入・保全管理協定などの長期的な保全を確保する取り組みも行われています。

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森を育む・人を育む・森で遊ぶ 「ろうきん森の学校」

団体名 労働金庫連合会
連携主体 NPO法人 ホールアース研究所、 NPO法人 いわきの森に親しむ会、NPO法人 魚沼伝習館、NPO法人 グリーンウッドワーク協会、NPO法人 ひろしま自然学校
地域 全国

森を育む・人を育む・森で遊ぶ 「ろうきん森の学校」では、「緑」「健康の維持」「地球環境保全」をキーワードに、森を育む(植樹、間伐下刈り等による劣化した森林の再生)、人を育む(森づくりや環境教育リーダーの育成)、森で遊ぶ(里山を活用した自然体験・環境教育プログラムの開発と実践)活動を展開してきました。

●認定のポイント:取組の重要性
2005年からの10年間の成果を踏まえ、2015年度からの10年間を第2期と位置付け、短期的な解決が難しい生物多様性の再生活動や普及啓発について、長期的な支援を確保する仕組みを整備しています。

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電機・電子業界における生物多様性保全行動指針

団体名 電機・電子4団体環境戦略連絡会 生物多様性ワーキンググループ
連携主体 電機電子関連企業
地域 全国

電機・電子業界における生物多様性保全行動指針は、愛知目標に対する電機・電子業界としての貢献を明確にし、業界全体の生物多様性保全活動の取組みを加速させることを目的としています。

●認定のポイント:取組の重要性
企業のCSRに加え、本業における生物多様性への取り組みを推進させる取り組みです。関連企業の能力養成事業から本事業が発展するなどモデル的に展開される事業です。

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生物多様性ながれやま戦略及び関連事業

団体名 流山市
連携主体 (公財)日本自然保護協会、市民、事業者、市民団体、大学、行政、(一社)千葉県トラック協会、企業
地域 関東

生物多様性ながれやま戦略及び関連事業は、まちなか森づくりプロジェクトやグリーンチェーン戦略による植樹事業、市民協働による動植物のモニタリング、カントリーウォークによる自然散策などを通じ、「生物多様性ながれやま戦略」を推進し、地域の人といきものを繋ぐ「生態系ネットワーク」の構築します。

●認定のポイント:取組の重要性
地域レベルの生物多様性保全や再生、持続可能な利用、地域の自然への理解向上などを通じて、持続可能な地域づくりにつながる取り組みです。

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松山市北条地域の生物多様性を支える ~トコロジスト育成と農地保全・交流人口拡大プロジェクト

団体名 森からつづく道
連携主体 松山市、地元のNPO・企業・まちづくり協議会、(公財)日本野鳥の会
地域 四国

松山市北条地域の生物多様性を支える ~トコロジスト育成と農地保全・交流人口拡大プロジェクトは、多様な自然環境が連なる北条地域の生物多様性を引き継いでいくことを目的に、一定のフィールドを熟知し愛着を持つ人=トコロジスト育成の勉強会・観察会を行うとともに、情報発信が進むように活動拠点の整備を検討します。

●認定のポイント:取組の重要性
地域の魅力と取り組みの担い手作りに焦点をあてた環境教育の推進と、その地域興しともつなげた生物多様性保全への取り組みの効果が期待されます。

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いきもの学びねっと

団体名 公益社団法人 日本動物園水族館協会
連携主体 日本国内5動物園、日本国内6水族館
地域 全国

いきもの学びねっとは、全国の動物園と水族館で実施される教育普及プログラムや特別展・企画展の情報を事前に日本全体に発信するためのポータルサイトを開設し、広く市民一般に利用していただく企画です。

●認定のポイント:取組の重要性
広く市民一般を対象に生きものとのふれあいや環境学習の機会を提供することによる環境教育上の高い効果が期待されます。

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「えのすい eco 」エコアクション

団体名 新江ノ島水族館
連携主体 (公財)かながわ海岸美化財団、環境省、文化庁、神奈川県、江ノ島片瀬漁業協同組合、NOTARI
地域 関東

新江ノ島水族館の「えのすいeco」は、生物に関するエコロジー(生態学)と、エコアクション(環境を考える活動)の2つの側面からなる、生物とそれらを取り巻く自然環境を楽しく学ぶ独自の環境活動です。ビーチクリーンやビーチコーミングでの生物観察やワークショップ、中高校生による水槽展示制作などを行っています。

●認定のポイント:取組の重要性
参加者、地域住民が一体となって行う活動を通じて、生物多様性の普及啓発や、地域の環境に対する理解向上などに対して具体的な効果が期待されます。

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佐渡旅

団体名 早稲田大学 学生環境NPO 環境ロドリゲス REC
連携主体 佐渡市
地域 中部・関東

環境ロドリゲスの佐渡旅では「自然環境を活かした地域活性」を新潟県佐渡市を舞台に行っています。複数の大学に属するユース、自治体、地域住民等との連携協働による取り組みです。

●認定のポイント:取組の重要性
都市のユース世代と地方の交流によるユースの育成と地域活動活性化を通じた生物多様性の保全、持続可能な利用への効果が期待されます。

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