認定連携事業の紹介

認定連携事業 第8弾(2016.3)

NEC田んぼ作りプロジェクト

団体名 日本電気株式会社(NEC)
連携主体 認定NPO法人アサザ基金、白菊酒造株式会社、牛久市
地域 関東

霞ヶ浦周辺にて、NECグループ社員とその家族の環境意識の向上を目的に2004年に認定NPO法人アサザ基金との協働で開始、稲作からお酒造りまでを一年を通じて体験するプログラムです。地域・行政とも連携を図り「100年後のトキの野生復帰」を目指しています。

●認定のポイント:取組の重要性
田んぼの再生により生物多様性の保全に対して具体的な効果が期待されるほか、観測システム開発など企業の技術力を活かした活動が行われています。

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AKAYAプロジェクト

団体名 公益財団法人 日本自然保護協会
連携主体 赤谷プロジェクト地域協議会、林野庁関東森林管理局、研究者
地域 関東

赤谷プロジェクト地域協議会、林野庁関東森林管理局、公益財団法人日本自然保護協会の3者による10年間の協定を基盤として、群馬県みなかみ町の1万ヘクタールの国有林「赤谷の森」で、生物多様性の復元と持続的な地域づくりを進めています。

●認定のポイント:取組の重要性
自然林の復元試験、渓流環境の復元を目指した治山ダム撤去、ニホンジカの低密度管理、イヌワシの生息環境復元試験など、日本初となる科学的な生物多様性保全に資する取り組みが進められている。

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三浦半島生物多様性保全事業

団体名 NPO法人三浦半島生物多様性保全
連携主体 自治体、企業、地域の活動団体
地域 関東

神奈川県三浦半島を主とする地域において、地域固有の生態系保全に寄与することを目的として、水田・里山を中心とした生物環境管理に関する事業及び生物多様性保全に関する普及啓発事業等を行っております。

●認定のポイント:取組の重要性
外来生物対策、生物多様性重要地域選定と調査による保全や、親子向け環境教育事業の展開などによる生物多様性の持続可能な利用について具体的な効果が期待されます。

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「ホタルも棲める良い自然」づくり

団体名 松本ホタル学会
連携主体 松本市、内田地区、女鳥羽川ホタルの里を守る会、浅間温泉ホタルの里作りの会、蟻ヶ崎ほたるを育てる会、庄内ほたると水辺の会、NPO法人信州ツキノワグマ研究会、NPO法人川の自然と文化研究所、渓流保護ネットワーク、浜松市緑化推進センター、信州大学、松本大学 他
地域 中部

「ホタルも棲める良い自然」をスローガンに、地域住民、市民団体、研究者らが協力し、地域の原風景であるホタル舞う水辺環境を未来へ残すことを目指しています。水路の維持・管理の他、勉強会や観察会を各地で開催し、生物多様性保全の普及啓発にも取り組んでいます。

●認定のポイント:取組の重要性
地域性、専門性とネットワークを活かしながらホタルをシンボルとした自然環境の理解向上・保全・再生に焦点をあてた取り組みにより、保全効果や適切な保全手法の普及が期待されます。

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ひょうごの生物多様性保全プロジェクトの推進

団体名 兵庫県
連携主体 NPO等地域の活動団体、企業
地域 近畿

地域におけるNPO等の活動を継続・発展させるため、生物多様性の保全・再生に資する取組の中からモデルとなる活動を選定し、活動情報を広く発信することで、県民の活動への参画を促進しています。また、企業等からの寄付金により、活動資金を助成しています。

●認定のポイント:取組の重要性
生物多様性地域戦略を核に、NPO等の活動支援を通じた生物多様性保全、持続可能な利用の推進が期待されます。基金等の資金メカニズムにも工夫が行われている取り組みです。

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舟志の森づくり

団体名 舟志の森づくり推進委員会
連携主体 住友大阪セメント株式会社、舟志区、ツシマヤマネコ応援団、対馬市、環境省
地域 九州

ツシマヤマネコをはじめとする対馬の生物多様性に配慮し人と自然が共生するモデル林を確立することを目的として、企業と地元住民、ボランティア団体、行政が一体となり、植樹・間伐やツシマヤマネコ等の生息状況調査、獣害対策、自然観察会等を行っています。

●認定のポイント:取組の重要性
絶滅危惧種(ツシマヤマネコ)をシンボルとした自然環境の保全や普及啓発による生物多様性保全、持続可能な利用の推進が期待されます。

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