認定連携事業の紹介

コウノトリも住める自然と共生する地域づくり(田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト)

団体名 株式会社野田自然共生ファーム
連携主体 国、県、野田市、市内外自然保護団体、地元関係団体、地元小中学校、学識経験者、多摩動物公園、コウノトリの郷公園等
地域 関東
関連する
愛知目標
目標1目標2目標3目標4目標7目標8目標9目標10目標12目標14目標15目標16目標18
※アイコンをクリックすると詳細が確認できます。
URL http://www.nodafarm.jp

事業の概要

本プロジェクトは、計画されていた宅地開発が中止となり、埋立てなどによる自然破壊を防ぐため、野田市が出資し農業生産法人を立ち上げ、約32haの農地を買い上げました。長年の耕作放棄地を復田し、出来る限り薬剤を使用しない自然環境保護を優先した水稲作付け等を行っています。

今後は、環境に配慮した農業を行い今なら自然環境は取り戻せる事を実感している事から、コウノトリをシンボルとした自然再生に向けた取り組みを継続し、田んぼの生物多様性向上を重点におき、関東地方でもコウノトリが野生復帰出来るような環境作りに一層励みたいと思います。

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認定のポイント

多様な主体の連携:
国・県・市等の自治体や市内外の自然保護団体、学識経験者、地元農業関係者、水田型市民農園参加者など多岐にわたるセクターが連携しています。

取組の重要性:
減農薬やふゆみず田んぼ、水田魚道の設置のほか、地区内をエリア分けし目的ごとに適切な維持管理を行っており、生物多様性の保全・向上や持続可能な利用に具体的な効果が期待されます。

取組の広報の効果:
コウノトリをシンボルとした自然再生の取り組みとして、広域連携の活動を展開するなど先進性が見られ、田んぼの生物多様性向上にむけた活動の波及効果が期待されます。

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