認定連携事業の紹介

音声認識技術によるシマフクロウ生息調査の支援

団体名 富士通株式会社、富士通九州ネットワークテクノロジーズ株式会社
連携主体 日本野鳥の会
地域 北海道
関連する
愛知目標
目標1目標11目標12目標14
※アイコンをクリックすると詳細が確認できます。
URL https://www.fujitsu.com/jp/about/environment/activities/japan/owl/index.html

事業の概要

本プロジェクトでは、北海道に生息する絶滅危惧種シマフクロウを保全するため、生息域調査を実施している公益財団法人日本野鳥の会に、ICTやAI技術を活用した音声認識ソフトウェアを提供し、音声データ解析時間の大幅短縮や音声検出精度向上による調査範囲の拡大と調査精度の向上を通し、その保全に貢献しています。

今後は、絶滅危惧種の保全のために生息域調査を実施している自然保護団体や環境アセスメント等で生物調査を行う企業・団体との連携を深め、音声解析サービスやソフトウェアのような技術をベースとしたソリューション提供という、企業の強みを生かした生物多様性保全への貢献を拡大していきます。

写真提供:(公財)日本野鳥の会

写真提供:(公財)日本野鳥の会

 

認定のポイント

多様な主体の連携:
長期間にわたって、企業とNGOの連携が継続している事業です。
取組の重要性:
企業の技術を通じて、生物多様性保全に必要なモニタリング調査において、調査範囲の拡大や、調査精度の向上をもたらす取り組みとなっています。
取組の広報の効果:
広報によって類似の技術協力が他の分野にも拡大することが期待されます。

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