認定連携事業の紹介

耕作放棄地活用/食農環境教育プログラム「小田原農の学校」

団体名 NPO法人 小田原食とみどり
連携主体 小田原市、パルシステム神奈川ゆめコープ、ジョイファーム小田原、小田原有機の里づくり協議会、小学校、JAかながわ西湘曽我支部青壮年部、おだわら環境志民ネットワーク他市民団体、トータルライフサービス等企業
地域 関東
関連する
愛知目標
目標1目標4目標7目標8
※アイコンをクリックすると詳細が確認できます。
URL http://www.shoku-midori.or.jp/

事業の概要

本プロジェクトは、耕作放棄地11圃場1.1ヘクタールを活用し、都市住民を対象に年間登録制(2016年は556名)で農の学校(「たんぼ」「はたけ」「ハーブ」「果樹」)を開催。無農薬栽培・収穫・販売まで通年で体験。果樹は農家の暮らし体験。田んぼベテラン組は60名が、7枚の田んぼを無農薬で栽培。黒米も栽培し販売して活動の運営資金に充当。田んぼの脇にビオトープも作り小田原めだかを保護し地域の環境保全への意識付けとしている。エコ農家が勉強しながら無農薬栽培を指導、共に学び考える機会となっています。

今後は、 ①生物多様性を活動の基軸とし、上記の内容を継続実施予定。②同じ田んぼで10年続いた「生き物観察会(林鷹央氏指導)」を今後も継続して実施、周囲の環境との比較観察し、無農薬で耕作することの意味を参加者と分かち合う。③耕作放棄される圃場を借り上げ、この活動を広げ、農家や関係団体との関係を深める。

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認定のポイント

多様な主体の連携:
NPOを中心に、農業生産者・流通、行政、学校、住民の連携した取組です。
取組の重要性:
都市近郊における生物多様性に配慮した農法について、習熟度に応じた体験コースを提供するなど人  材・能力育成プログラムが充実しており、生物多様性の保全と持続可能な利用に資する取組です。
取組の広報の効果:
環境配慮米の生産者拡大に工夫を持つ取組が各地に展開されることが期待されるほか、事業への支援者の増加にも期待ができます。

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