流域コモンズによってよみがえる”さとのくらし”
団体名 | 森林塾青水 |
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連携主体 | 事業者(茅葺業者等)、自治体(群馬県みなかみ町) |
地域 | 関東 |
関連する 愛知目標 |
※アイコンをクリックすると詳細が確認できます。 |
URL | http://www.commonf.net/ |
事業の概要
本プロジェクトは、水源地域の環境資源(自然の恵み)を持続的に利用・管理する仕組みの実践を目標とし、群馬県みなかみ町の残された草原やミズナラ林を対象とし、約40年間途絶えていた火入れを都市住民と地域住民と協力しつつ復活させるとともに、茅刈りや薪の供給などの取組を時代に合った形で再生させることで、人と自然が共存する「さとのくらし」を再構築しつつあります。
今後は、流域コモンズ(自然・文化・歴史を流域のみんなで支える現代版の入会の仕組み)の展開をさらに進め、地域と都市の住民を繋ぎ、無くなりかけた地域の知恵や技術を次世代に繋いでいく事を目指し、活動の展開を図っていきます。
▲早春の火入れ作業 | ▲夏の草刈作業 |
認定のポイント
- 多様な主体の連携:
- 都市住民、地域住民、事業者、自治体など、流域圏の中で多岐にわたるセクターが連携しています。
- 取組の重要性:
- 都市と地域の住民が協力した新しい形の里山利用を進めており、火入れや草刈りによる草原生態系の保全、流域の文化財の葺き替え材としての活用等の取組が流域内で波及しつつあります。
- 取組の広報の効果:
- 参加者や支援者の増加により事業効果のさらなる向上が期待されるほか、流域圏の交流の活発化など活動の広域化が期待されます。