推薦図書等の紹介

「生物多様性の本箱」~みんなが生きものとつながる100冊~

2010年10月に愛知県名古屋市で開催されたCOP10を契機に、生物多様性の認知度は大きく上昇していますが、生物多様性の理解が十分に進んでいるとは言えないため、さらなる普及啓発の取り組み強化が必要です。
このため、国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)では、生物多様性の理解や普及啓発、環境学習にも資するものとして、UNDB-J推薦「子供向け図書」(愛称:「生物多様性の本箱」~みんなが生きものとつながる100冊~)を選定しました。

※図書リストはPDFでもご覧いただけます。
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幼児向け(165KB)/小学校 低学年向け(333KB)高学年向け(319KB)中学生向け(207KB)

対象年齢別表示

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選定基準:(5)

野生動物被害から考える環境破壊 今、動物たちに何が起きているのか(全5巻)

監修 三浦慎悟

金の星社
発行:2012年03月
価格:各3,360円(税込)

近年、野生動物による人身被害や、森林被害、農業被害などが深刻化しています。このシリーズでは、こうした野生動物による被害の実態について紹介し、その原因を考え、被害を防ぐ方法について解説します。(1:人里に現れるクマ、2:植物を食べつくすシカ、3:畑をあらすイノシシやサル、4:生ごみをあさるカラス、5:日本にすみつくアライグマ)

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選定基準:(1)(2)(3)(4)(5)(6)

守ってのこそう!いのちつながる日本の自然(全6巻)

著 鷲谷いづみ・畠山重篤・考森まさひで・西原昇吾・佐竹節夫・呉地正行

童心社
発行:2008年11月~2011年01月
価格:各3,045円(税込)

外来生物のこと、森・川・海のいのちのつながりを考えること、多くの命を育む田んぼと米作りのこと、絶滅危惧種ゲンゴロウの住む環境を守ること、絶滅したコウノトリの野生復帰への取り組み、渡り鳥・雁のねぐらとなる湿地の保護・再生のための「ふゆみずたんぼ」の取り組みを紹介します。生物多様性を考えるためのさまざまな視点を提示し、子どもたちとともに考えるためのノンフィクションです。

≫ご購入はこちらから(守ってのこそう!いのちつながる日本の自然 シリーズ)

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選定基準:(1)(2)(3)(4)(5)

子供の科学★サイエンスブックス 水生昆虫大集合

著 築地琢郎

誠文堂新光社
発行:2009年08月
価格:2,310円(税込)

水中での生活に適合するため、さまざまな姿に進化した容姿と変化に富んだ興味深い生態である水生昆虫。個性豊かな種類が多い水生昆虫たちを、魅力とともに私たちの生活の場である水辺の大切さも交えて解説します。

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