生物多様性アクション大賞2018の募集開始!
2018.7.20
「生物多様性アクション大賞2018」の募集を開始しました。
応募された中から、5つの部門(たべよう、ふれよう、つたえよう、まもろう、えらぼう)ごとに「優秀賞」を選定し、プレゼンテーションを踏まえて、大賞として環境大臣賞及び農林水産大臣賞を決定します。多くの皆様の御応募をお待ちしています。
また本年も広く応募を呼びかけるため、生物多様性リーダーのさかなクンに「生物多様性アクション大賞2018アンバサダー」に就任していただきました。
1.「生物多様性アクション大賞」の概要
「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が推進している「MY行動宣言 5つのアクション」を参考に、5つのアクション(たべよう、ふれよう、つたえよう、まもろう、えらぼう)に即した活動を表彰する制度です。
本賞は、全国各地で行われている5つのアクションに貢献する団体・個人の取組を表彰し、積極的な広報を行うことにより、生物多様性の主流化を目指すものです。活動規模の大小を問わずあらゆるセクターに「生物多様性の自分ごと化」を促し、「国連生物多様性の10年」の広報・教育・普及啓発(CEPA)活動の一つとして、また生物多様性条約第10回締約国会議で採択された「愛知目標」達成の一助として実施します。
2.「生物多様性アクション大賞 2018」募集概要
応募期間:平成30年7月20日(金)~9月3日(月)
応募方法:「生物多様性アクション大賞」特設ページ(下記URL)より応募ができます。
URL: http://5actions.jp/award/
内容:生物多様性の保全や持続可能な利用に取り組む団体・個人から、下記部門ごとの取組を募集いたします。
部門 | 活動例 |
たべよう部門 | 環境負荷が少なく、その地域、季節の生きものたちの恵みでもある、地元でとれた食材や、旬の食材を使って地域の食文化を掘り起こす活動。 |
ふれよう部門 | 山、海、川、動・植物園などでの自然体験を通じて、自然の中で遊ぶことの楽しさや、地域の特色、生きものの生態や面白さを実感してもらう活動。 |
つたえよう部門 | 生きものたちのさまざまな色や形、行動を観察し、自然の素晴らしさや季節の移ろいを、写真や絵、文章などで記録。表現し、伝える活動。 |
まもろう部門 | 豊かな生態系を未来に残すため、森・里・川・海などを舞台に、自然や生きものの調査・保全・再生や、地域文化の保存などを行っている活動。 |
えらぼう部門 | 生物多様性のことをきちんと考えて生産・販売された商品やサービスを、その内容を開示し、消費者に提供する活動。または促進する活動。 |
表彰:5つの部門ごとに審査し、各部門における「優秀賞」を選定します。授賞式当日に「優秀賞」受賞者のプレゼンテーションを実施し、環境大臣賞及び農林水産大臣賞を1点ずつ決定し表彰します。詳しくはホームページをご覧ください。
※前年の受賞内容、審査委員からの評価ポイントについてはこちらからご覧頂けます。
URL: http://5actions.jp/award2017/index.html
対象となる活動:
1. 日本国内を拠点とする活動であること。
2. 計画に確実性があり、応募の段階で活動実績があること。
3. 継続性(概ね3年以上)が見込まれること。
(注)政治活動や宗教の布教を目的として活動する団体や、公序良俗に反する活動は除く。
<実施体制(平成30年7月20日現在)>
主催:国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)
共催:一般財団法人セブン-イレブン記念財団
協賛・協力:前田建設工業株式会社、セキスイハイム、公益財団法人国土緑化推進機構、経団連自然保護協議会
後援:農林水産省、環境省、朝日新聞社、共同通信社、日本経済新聞社、毎日新聞社、生物多様性自治体ネットワーク
事務局:一般社団法人CEPAジャパン
3.「生物多様性アクション大賞2018アンバサダー」について
生物多様性アクション大賞への応募を広く呼びかけるため、「生物多様性アクション大賞2018アンバサダー」に、地球生きもの応援団で生物多様性リーダーのさかなクンに就任していただきました。
さかなクンから下記のとおりメッセージをいただきましたので、ご紹介します。
4.今後のスケジュール(予定)
募集期間:7月20日(金)~9月3日(月)
審査期間:募集締切~10月
優秀賞発表:11月
授賞式:12月
5.問い合わせ先
*一般からのお問い合わせ:
生物多様性アクション大賞事務局 担当:美濃部
Tel: 03-5256-6770 E-mail: award@cepajapan.org
*報道関係者からのお問い合わせ:
生物多様性アクション大賞 広報事務局 (サンカルパ内) 担当:梶原
E-mail: press@cepajapan.org
【参考】
○「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)
2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議(2010年10月愛知県名古屋市)で採択された、新たな世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。
これを受け、愛知目標の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進するため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。環境省はUNDB-Jの事務局を努めています。
○MY行動宣言 5つのアクション
国民一人ひとりが生物多様性との関わりを自分の生活の中でとらえることができるよう、UNDB-Jは、5つのアクション(たべよう、ふれよう、つたえよう、まもろう、えらぼう)の中から自らの行動を選択して宣言することを広く呼びかけています。