事業者や自治体、団体など各セクターが、生物多様性に関する取り組みを進めるために役立つ資料や情報をまとめています。
ビジネスと生物多様性
企業の活動は生物多様性から恵みを受けて成り立ち、同時に生物多様性に影響を与えています。事業者が生物多様性に与える影響を最小限にとどめるとともに、新たな共生関係を創り出すために、企業の生物多様性指針の策定が求められています。
自治体と生物多様性
自然には地域ごとに個性があります。それぞれ地域の特性に応じた生物多様性の保全活動と持続可能な利用を推進する役割が地方公共団体には期待されています。
絞り込み条件
種別
発行元
経団連生物多様性宣言イニシアチブ
- 普及啓発ツール
- 経団連自然保護協議会
人々の生活や事業活動は、自然の恵みを享受して成り立つ一方、生態系や生物多様性にさまざまな影響をもたらします。事業活動のグローバル化が進む中、海外の生態系サービスへの依存度も高まっています。
調達をはじめとする様々な場面で国内外の生態系への影響を考慮に入れた活動を行っていくことは、持続可能な社会を実現していくために極めて重要です。今般とりまとめた「経団連生物多様性宣言イニシアチブ」では、会員各社・団体から、それぞれの強みを活かした生物多様性に対する意欲的な取組み方針と具体的な活動が寄せられました。本「イニシアチブ」が日本経済界による生物多様性への取組みの深化と裾野拡大に大きな役割を果たすとともに、経済界の取組みの内外での理解増進に資することを強く期待しています。
CEPAツールキット
- 普及啓発ツール
- 生物多様性条約事務局ほか
生物多様性の損失を低減させ、保全し、持続可能な利用につながる、生物多様性戦略を実行するためには、個人、組織、グループの協調や協力を得ることが大切です。「コミュニケーション、教育および普及啓発 (CEPA)」は、セクターを越えた政策、インセンティブ、規制が生物多様性保全や持続可能な利用を奨励するような協働を引き出す手段です。
生物多様性条約事務局と、国際自然保護連合教育とコミュニケーション委員会(IUCN-CEC)が2007年に発行した『CEPAツールキット』が、待望の日本語電子版となりました。
ツールキットの対象者は国家戦略策定者となっていますが、地域戦略策定に関わる人や、企業の担当者、教育機関や研究機関の人、NGO/NPOの立場でも、それぞれの視点からの活動のチェックブックとして活用できます。
日本語電子版はCEPAジャパンのウェブサイトからダウンロードできます。
生物多様性広報パネル
- 普及啓発ツール
- 環境省
環境省では、生物多様性を守ることの大切さを伝えるとともに、一般の方々に興味を持っていただき、具体的な行動へとつなげていただくためのきっかけとなるよう、パネルを製作しました。
小学校などでの展示、生物多様性の啓発につながるイベント等の実施や、企業の生物多様性に関するCSR等の活動の際にご利用ください。
「We Love You Planet! -ひびけ!惑星に。」
- 普及啓発ツール
- IUCN-J
人間も含めた地球上の生命のつながりの大切さや、そのつながりを守り、次世代に引き継いでいくために活躍している世界最大の自然保護ネットワークであるIUCN(国際自然保護連合)の親善大使のイルカさんによる「We Love You Planet!~ひびけ!惑星に。」のミュージックビデオを公開しています。2014年にIUCN-J(国際自然保護連合日本委員会)が制作しました。
イルカさんからのメッセージ:
幼い頃の私は、いつも虫や草花・石ころと遊んでいました。ですから、私は「森羅万象」に育てられたのです。その想いは、今も続き、生きもの達の歌を作り、歌っています。
「生物多様性」・「絶滅危惧種」をテーマに絵本や、近年では着物「和」の世界にも表現を広げています。気候変動や災害・貧困など、地球がかかえる問題に対して、私達は国境を越えてつながって行かれるでしょうか?
未来の子供たちの為に…
この歌が架け橋になってくれますように、皆さんも一緒に歌ってくださいね。
生物多様性えほん「いきることはつながること」
- 普及啓発ツール
- 環境省
生き物も人も自然の様々な恩恵を受けながら生きてきていることをテーマに、幼児から小学校低学年程度の小さな子どもたちが生物多様性に親しめる絵本を作成しました。表と裏の両方で楽しめる、パタパタ絵本です。
木をモチーフに、木と動物、木と昆虫、木と鳥、木と人など木と人を含めた動植物の関係を紹介し、ビジュアル的にも蛇腹で表現してテーマを分かりやすく伝えています。
映像「地球生きもの いのちのつながり 生物多様性」
- 普及啓発ツール
- 環境省
2010年のCOP10開催にあわせて制作した映像を、環境教育等への活用を目的に30分に再編集しました。生物多様性の大切さが、具体的な事例や豊富な映像と専門家の分かりやすい解説でまとめられています。
映像「COP10おりがみ」
- 普及啓発ツール
- 環境省
COP10ロゴおりがみの折り方をわかりやすく説明した動画です。このロゴは、人間のまわりに生きものを円形に配置して、人間と多様な生きものとの共生を表現しています。生きもののおりがみを折ることを通して、生物多様性について私たち一人ひとりができることを考えてみましょう。
※環境省動画チャンネル(http://www.youtube.com/user/kankyosho)で「COP10おりがみ」で検索して下さい。
・IUCN-Jおりがみアクション(http://www.cop10-origami.com/