国連生物多様性の10年日本委員会 UNDB-Jとは

平成24年5月23日 第2回 国連生物多様性の10年日本委員会

5月23日(水)に、細野環境大臣、米倉委員長(一般社団法人 日本経済団体連合会会長)の出席の下、 第2回「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が開催されました。 委員会においては、UNDB-Jの ロゴマークが決定されたほか、昨年度の事業報告、 今後及び今年度の事業に関する検討、各委員や構成団体による取り組みの情報交換等が行われました。

開催概要

1.開催日時

平成24年5月23日(水)13:00~15:30

2.開催場所

TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター3階 カンファレンスルーム3A
(東京都中央区京橋2-3-19)

3.議題

  • 委員会要網等について
  • 平成23年度事業の実施結果について
  • 今後の事業について
  • 委員からの取り組み等紹介
  • 意見交換
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結果概要

1.冒頭挨拶

○細野環境大臣
「10月のCOP11に向け、生物多様性国家戦略を改定し、愛知目標の達成に向けたロードマップを世界に示していく」「環境省は、愛知目標の達成に向け、UNDB-Jの活動を内外に発信するほか、国民一人一人に生物多様性に関する理解が広がるよう、最大限の努力をしていく」等のご挨拶がありました。
○米倉委員長
「UNDB-Jが昨年9月に設立して以来の、委員のご協力、ご尽力による様々な活動を、さらに発展させたい」「本日の委員会で決定するロゴマークを、UNDB-Jのシンボルマークとしてご活用いただき、生物多様性への認知、理解の拡大にご尽力頂きたい」等のご挨拶がありました。

2.委員会要綱等について

委員会の活動の裾野を広げ、セクターや地域における取り組みをさらに促進するため、以下の5団体を委員として追加することが了承されました。
logo

  • 社団法人 大日本水産会
  • 全国漁業協同組合連合会
  • 社団法人 日本林業協会
  • 全国森林組合連合会
  • SATOYAMAイニシアティブ推進ネットワーク(仮称:設立予定)

UNDB-Jの活動のシンボルとして、主催・共催等の行事、制作物、媒体等
に広く使用することで、UNDB-Jの認知度を高め、生物多様性の主流化を
目指した取り組みを促進することを目的に、UNDB-Jのロゴマークが決定されました。

3.平成23年度事業の実施結果について

生物多様性全国ミーティング(H23.10.29:名古屋市)、国連生物多様性の10年国際キックオフ・イベント(H23.12.17~19:金沢市)など、平成23年度の事業実施結果について事務局から報告がありました。

4.今後の事業について

UNDB-Jの今後の事業として、「生物多様性全国ミーティング」「特別事業」「生物多様性地域セミナー、ワークショップ」「連携事業の認定」「個別事業」「ウェブサイトによる発信」を行っていくことが了承されました。

平成24年度の具体的な取り組みとしては、生物多様性全国ミーティング(H24.11.3:横浜市)の開催、リオ+20(6月:ブラジル)やCOP11(10月:インド)におけるサイドイベントの実施、生物多様性地域セミナー・ワークショップの開催、連携事業の認定に係る基準やプロセスの検討、UNDB-J推薦図書等の実施の検討、普及啓発用の小冊子「Iki・Tomo(いきとも)」の発行等を行うことが了承されました。

5.委員からの取り組み等紹介

各委員からそれぞれの取り組み等について紹介、情報交換が行われました。

6.意見交換

UNDB-Jの今後の取り組みの方向性について、事務局より、委員会活動の裾野の拡大や、国民運動への展開を論点として示しました。
今後、委員から事務局に提出される意見も踏まえ、幹事会等で検討していくことが確認されました。

会議資料

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