Interview:地球いきもの応援団
草野 満代(くさの みつよ)フリーアナウンサー
生物多様性について社会がやらなければいけないこと。
すべてにおいて経済優先という運営を見直すこと。
長く、ともに、生きていくという意識を、育てること。
個人ができること。
ものすごくたくさんあるのだけど。ありすぎるゆえに
見つけられずにいる人が多いのでしょうか。
半径5メートルの生物多様性をそれぞれが意識して
見渡してみること。
取り組んでいること。
歳を重ねて、身の丈の和の暮らしを楽しめるようになりました。
私の故郷は、古くからヒノキの産地です。里山の暮らしが当たり前にあった
時代はもうありませんが、時折、森に還って、その恵みを肌で感じることに
しています。
何が大切で、何を護らなければいけないのか、そこにこれからの自分の暮らしの
指針も見えてくるのです。
一度は、都会をめざし、体も心も離れた故郷ですが、
今、その営みをようやく愛おしく思えるようになりました。