国連生物多様性の10年日本委員会 UNDB-Jとは

沿革

2010年1月25日
「国際生物多様性年国内委員会(地球生きもの委員会)」設立
2010年10月
生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)
2011年9月1日
地球生きもの委員会を改組し、「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」設立
2011年10月7日
生物多様性自治体ネットワーク設立総会の開催
2011年12月17-19日
国連生物多様性の10年 国際キックオフ・イベント

TOPICS

2015年2月20日 UNDB中間年に向けたキックオフフォーラム

1.目的

2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。2010年10月に名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で採択された、生物多様性保全のための世界目標である「愛知目標」の達成のため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。
これを受け、わが国では「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)を設立し、事業者、市民団体、行政機関などが連携し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進してきました。しかしながら、平成26年に行われた世論調査では、COP10を契機に上昇した生物多様性の認識度が下がっていることが明らかになりました。
2015年は「国連生物多様性の10年」の折り返しの年でもあり、「国連生物多様性の10年」の後半がスタートする2016年に向けて、関係者が集い、これまでの成果と課題を共有し、2020年に向けて今後の取組について考えることを目的にフォーラムを開催しました。

2.主催

環境省、「生物多様性と子どもの森」キャンペーン実行委員会

3.共催

経団連自然保護協議会、国連生物多様性の10年日本委員会
(公社)国土緑化推進機構、美しい森林づくり全国推進会議

4.概要

第1部では、COP12で行われた愛知目標の中間評価やUNDB-Dayを踏まえ、生物多様性の価値を認識して意思決定や行動に反映する「主流化」の国際的動向について報告。
第2部では、主流化のツールのひとつとして、3月から始まる「グリーンウェイブ2015」に向け、各セクターの先進事例等の紹介を行いました。
第3部では、事前のヒアリングやワークショップ等を通じてとりまとめられた各セクターのこれまでの成果や課題、2020年に向けた取組方針をパネルディスカッションで共有しました。また、会場では、参加団体相互の情報交換を促進するために、パネル展示を行いました。

5.会場

経団連ホール南(東京都千代田区大手町1-3-2)