認定連携事業の紹介

認定連携事業 第6弾(2015.3)

サンゴ礁保全プロジェクト

団体名 三菱商事株式会社
連携主体 大学(静岡大学等)、環境NGO(アースウォッチ・ジャパン等)、市民など
地域 海外・九州

沖縄・セーシェル諸島・オーストラリアの3つを拠点として、三菱商事が研究機関(静岡大学、英エセックス大学、Australian Institute of Marine Science)やNGO( アースウオッチ)と連携し様々な角度からサンゴ礁保全の為の研究を行う環境保全型の社会貢献活動です。

●認定のポイント:取組の重要性
世界的にも特に緊急の対策が必要とされ、多様な生きものの生息地となるサンゴ礁の普及啓発や、保全やモニタリングの推進により、海洋環境全体の保全の効果が期待されます。

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「イオン生物多様性方針」と 「イオン持続可能な調達原則」に基づく取り組み

団体名 イオン株式会社
連携主体 お客様(消費者)、サプライチェーンの関係者など
地域 海外・全国

イオンでは、上記の方針と原則に基づき、店舗や商品を通じて、お客さまやサプライチェーンの関係者と共に、様々な取組を実施しています。

●認定のポイント:取組の重要性
環境教育、森林生態系の保全・回復から、本業である流通業における持続可能な利用の推進など幅広く取り組んでおり、保全と持続可能な利用の両面で具体的な効果が期待されます。

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札幌ドーム ECO MOTIONと 大成エコロジカルプランニング

団体名 株式会社札幌ドーム・大成建設株式会社
連携主体 札幌市内の小学校等
地域 北海道・関東

札幌ドームを活動の場としています。本施設は、エコロジカルプランニングに基づき生物多様な環境となるよう計画され、10年以上のモニタリングの結果、鳥や昆虫の種類の増加が確認されました。この取組みや結果を冊子にまとめ、様々な企画を通じて、主に札幌市内の小学生に向けた環境啓発活動を、学校等と連携し継続的に実施しています。

●認定のポイント:取組の重要性
モニタリング調査・環境教育の実践を通じて具体的な成果を出し、また、活動地域の環境の理解促進に意欲的に取り組む事業です。

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西三河地区の樹木(在来種)による苗木づくり と、フクロウの棲む森づくり

団体名 ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ株式会社 幸田サイト ・ 生活協同組合コープあいち
連携主体 官公庁(愛知県、岡崎市、幸田町)、中日本高速道路
地域 中部

企業、地域住民、行政などのコラボレーションによって、地域の自然再生で必要とされる、在来種の苗木を確保・提供する活動です。工場が建設される前からあった山(ソニーの森)を活動場所にして、企業の社員及び家族や近隣の子どもたちが種子を拾い苗木まで育て、行政、事業者、NPO等が地域で行う事業において苗木を活用していただきます。また、森林整備によりフクロウの棲む森づくりも行っています。

●認定のポイント:取組の重要性
企業と協同組合そして地域住民が一体となって行う活動を通じ、生物多様性の復元活動と、普及啓発、地域の環境に対する理解向上などに対して具体的な効果が期待されます。

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いきものたんぼプロジェクト

団体名 いきものたんぼプロジェクト
連携主体 関係行政機関、教育委員会、地元幼稚園、小学校、中学校、NPO
地域 東北

2004年に始めた「ハチドリ計画」によって、地域の海・山・田んぼで活動を重ね、地域の子供たちが全員参加する取り組みに発展しました。その中心的な取り組みが「ふゆみずたんぼ」です。この田んぼは3月11日の大津波で被災したが、多くのボランティアの支援により復興しました。これを契機に、子どもだけなく地域の大人を巻き込みながら、豊かな自然を守り共生するためのあらたなプロジェクトを立ち上げ「いきものたんぼプロジェクト」としました。

●認定のポイント:取組の重要性
山・里・海のつながりを意識した取組みと若い世代に対する環境教育に関して、生物多様性保全・生態系を生かした震災復興に大きく貢献する具体的な効果が期待されます。

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植物多様性保全拠点園ネットワーク事業

団体名 公益社団法人 日本植物園協会
連携主体 植物園、研究機関、市民団体、行政機関等
地域 全国

植物園での「保全植物種の増加」と「保全植物の質の向上」を目指して気候・地域・専門分野等に配慮した拠点園を全国各地に設け、地域の研究機関、市民団体、行政等と有機的なネットワークを構築し、生息域内・生息域外のそれぞれに効率的な保全を進めるものです。

●認定のポイント:取組の重要性
ネットワークを活かした生物多様性の普及啓発・調査研究・保全、関連する地域の環境活動の支援に対して具体的な効果が期待されます。

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知ろう!伝えよう! 生きもののつながりキャンペーン

団体名 横浜市環境創造局
連携主体 横浜市立図書館、市民団体、企業、学校、動物園など
地域 関東

本プロジェクトは、「MY行動宣言」を横浜市民一人ひとりが実践し、環境活動を発展させていくことを目的とし、市内の様々な事業・取組・イベントをそれぞれのアクションに位置付け統一的なPRを行います。26年度は国際生物多様性の日(5/22)~環境月間にかけて集中的にイベントを開催しました。

●認定のポイント:取組の重要性
図書館などの地域拠点との連携による環境教育の推進と、その地域全体への展開による生物多様性保全への具体的な広報効果が期待されます。

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森林保全活動

団体名 学生団体 Forest Nova☆
連携主体 NPO法人緑のダム北相模、相模原市立環境情報センター
地域 関東

NPO・山主と協働し、学生だけで1haの人工林を、持続可能な森林、生物が多様な森林、森と人との関係をより近くするための森を目指し、管理・整備を行っていくものです。活動は、間伐からチェーンソーを用いた製材まで行い、間伐材を利用してワークショップも行います。

●認定のポイント:取組の重要性
地域の学生・地元住民により森林の保全や小学生に対する森林教育に対して具体的な効果が期待されるほか、中間支援施設の協働関係により事業を継続実施できる仕組みが整備されています。

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カシニワ・フェスタ

団体名 カシニワ・フェスタ実行委員会
連携主体 NPO、地域の活動団体、個人、企業、大学、柏市、(一財)柏市みどりの基金等
地域 関東

千葉県柏市で市民団体・個人・企業などが整備をしている約70ヶ所の緑地を一斉に公開し、大人から子どもまで沢山の人に自然の恵みを体感してもらうイベントです。2013年から毎年5月に実施しており、2014年は累計で9200人の来場がありました。

●認定のポイント:取組の重要性
参加者、地域住民が一体となって行う活動を通じて、生物多様性の普及啓発や、地域の環境に対する理解向上などに対して具体的な効果が期待されます。

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「あいち生物多様性戦略2020」に基づく 生態系ネットワークの形成

団体名 愛知県
連携主体 事業者、地域住民、NPO、行政など
地域 中部

愛知県では、県内を9地域に分けて、各地域で様々な主体が構成する「生態系ネットワーク協議会」の設立を進めており、例えば知多半島の協議会では、「ごんぎつねと住める知多半島を創ろう」をテーマに、ビオトープづくりや学生による活動広報誌の作成など、地域の特色、人材を生かした取組を展開してきました。

●認定のポイント:取組の重要性
愛知ターゲットへの対応、愛知ミティゲーション、地域ごとの生態系ネットワーク化事業などの独自制度・手法を構築するなど生物多様性保全と持続可能な利用に具体的な効果があるほか、事業を継続する仕組みが整備されています。

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