認定連携事業の紹介

秋田県立大学生物資源科学部アグリビジネス学科生産環境プロジェクト(田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト)

団体名 公立大学法人 秋田県立大学
連携主体 農家、自治体(大潟村・美郷町・秋田県など)、農業関連団体(土地改良区など)、地域住民
地域 東北
関連する
愛知目標
目標1目標2目標5目標7目標8目標12目標14目標15
※アイコンをクリックすると詳細が確認できます。
URL http://www.akita-pu.ac.jp/bioresource/AGRI/project4/

事業の概要

本プロジェクトは、持続的で生物多様性保全型の農業生産基盤づくりを実践の中で学び追究するプロジェクトです。生き物の生息環境調査や、減農薬減肥料を促す水域環境測定、水田ビオトープゾーンの設置と効果実証や、多雪地にも有効な水田魚道の提案や効果検証などを行っています。

今後は、環境省自然保護官事務所や秋田県の研修・指導も受けながら、農業者や地域、自治体、農業関連団体、地域住民とも連携して生物多様性保全を考えた圃場整備や水資源管理のあり方の検討や提案、生物多様性の価値を住民に広めるイベント開催など、地域密着型の活動を進めていきます。

認定のポイント

多様な主体の連携:
大学が中心となり学生・農家・自治体・農業関連団体・住民が連携してプロジェクトを推進しています。
取組の重要性:
学生が中心となり農家へ働きかけ、減農薬・減肥料の推進、魚道の設置や水田用土水路の生物調査・研究、土水路の重要性などの普及を積極的に実施しており、高いレベルでの生物多様性保全の推進が期待されます。
取組の広報の効果:
大学・学生による教育・研究と実践的取組の両輪による活動が行われ、今後も活動の継続が期待されるほか、他地域の高齢化した地域と地方大学の新たな取組の事例ともなることが期待されます。

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