認定連携事業の紹介

生物多様性の保存及び地域連携の促進

団体名 NPO法人祖父江のホタルを守る会
連携主体 地方公共団体、教育機関(小学校、中学校、高等学校、短期大学、大学)、企業、NPO法人・ボーイスカウト・民間団体など
地域 愛知県
関連する
愛知目標
目標1目標3目標7目標12目標19
※アイコンをクリックすると詳細が確認できます。
URL http://www.sobuenohotaru.or.jp

事業の概要

本プロジェクトは、祖父江に自然自生するヘイケボタルの15年にわたる生息状況調査・保護活動をするとともに、水利環境を整えた無農薬・化学肥料不使用の稲作「実験田」にて、生物多様性や「農」の可能性についての実践的研究と提案をしています。それをもとに親子自然観察会等の啓発活動を推進しています。

今後は、ホタル保全や地域おこし等に関わる団体や行政や研究機関との連携をさらに深め、実験田での研究成果を特に農業地域の生物多様性やそれを基盤にした地域の活性化にかかわる取り組みを進めるとともに、生物多様性推進の理解を普及する啓発活動を継続していきます。

図1

認定のポイント

多様な主体の連携:
地方自治体、企業、教育機関、生態系ネットワーク協議会、NPO法人や県外の地域協議会など多岐にわたるセクターが連携しています。
取組の重要性:
ホタルの保全、長年の調査記録やホタルや生き物に関する小冊子等の発刊にとどまらず、ホタル米など自然環境を活かす経済循環を意識した持続可能な実践も配慮した取組として高い効果が期待されます。
取組の広報の効果:
取組への参加者・支援者の拡大や、新たな取組の誘発など総合的な効果が期待されるほか、類似の活動の他地域への波及効果も期待できます。

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