認定連携事業の紹介

ラムサール条約湿地登録渡良瀬遊水地の賢明な活用推進事業
(田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト)

団体名 小山市
連携主体 ふゆみずたんぼ実験田推進協議会、コウノトリ・トキの舞うふるさとおやまをめざす会
地域 関東
関連する
愛知目標
目標7
※アイコンをクリックすると詳細が確認できます。
URL http://www.city.oyama.tochigi.jp/

事業の概要

本プロジェクトは、小山市の「宝」である渡良瀬遊水地が、平成24年7月3日に世界のラムサール条約湿地に登録されたのを機に、第1に治水機能確保を優先としたエコミュージアム化、第2にトキ・コウノトリの野生復帰、そして第3に環境にやさしい農業を中心とした地場産業の推進を、「賢明な活用の3本柱」として、その推進に努めています。

今後は、無農薬・無化学肥料による安全・安心な「ラムサールふゆみずたんぼ米」の生産や、ふゆみずたんぼを活用したトキやコウノトリの餌となるドジョウや小魚などが年中生息できる環境整備など、環境に優しい農業を推進してきます。

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認定のポイント

多様な主体の連携:
自治体、農家、生協、NPOなど、多岐にわたるセクターが連携しています。
取組の重要性:
ふゆみずたんぼの実践など生物多様性の保全及び持続可能な利用に対して具体的な効果が期待されるほか、ラムサール思米というブランド米の開発など事業を継続実施できる仕組みが整備されています。
取組の広報の効果:
参加者の増加など事業効果のさらなる向上が期待されるほか、生物多様性地域戦略を有効に活用した先進事例となり、他の地域でも同様の活動が行われるようになることが期待されます。

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