国連生物多様性の10年日本委員会 UNDB-Jとは

平成28年6月23日 第6回「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)の開催結果について


6月23日(木)、丸川環境大臣、榊原委員長(一般社団法人 日本経済団体連合会 会長)が出席の下、「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」の第6回委員会が開催されました。
「国連生物多様性の10年」の後半1年目となる今年は、2020年に向けた具体的な取組をまとめたロードマップについての議論や、委員会構成団体内外が連携した取組の可能性について、意見交換が行われました。

概要

1.開催日時

平成28年6月23日(木)16:00~18:00

2.開催場所

中央合同庁舎5号館22階 環境省第1会議室
(東京都千代田区霞が関1-2-2)

3.議題

    • UNDB-J中間評価とロードマップについて
    • 平成27年度事業の実施結果について
    • 平成28年度事業の実施計画について
    • 意見交換(ロードマップを踏まえた今後の取組)
    • その他
H28① H28②

議事のポイント

1.冒頭挨拶

○会議冒頭の挨拶で、丸川環境大臣は「昨年は『持続可能な開発のための2030アジェンダ』や『パリ協定』の採択など、持続可能な社会の構築に向けて世界が動き出した。また本年5月に富山で開催されたG7環境大臣会合では生物多様性が議題のひとつとなり、自然資本勘定、製品認証等の有用性を認識し推進することが環境大臣会合コミュニケに盛り込まれた」と伝えました。また、「本年12月にメキシコで開催される生物多様性条約第13回締約国会議(COP13)において、6年目となる本委員会の取組を発信し、『生物多様性の主流化』の議論に積極的に貢献していきたい」などのご挨拶がありました。

○続いて、榊原委員長からは「愛知目標に向けた取組については着実な成果が見られる一方、『生物多様性』という言葉の認知度が低下しているとの世論調査の結果もある。現状のままでは、2020年までに『人々が生物多様性の価値と行動を認識する』という目標を達成することは難しい」との現状が話されました。ほかに「2020年に向けて『目指すべき社会像』をメンバー全員で確認した上で、その実現に向けたロードマップをつくり、構成団体内外の連携を強化しながら活動を促進していく必要がある」などが挨拶のなかで伝えられました。

2.UNDB-J中間評価とロードマップについて

○事務局から、平成27年11月に公表したUNDB-J中間評価を示し、この5年間の活動により事業者の取組の着実な進展や生物多様性に取り組むネットワークの構築、暮らしの基盤や日常生活の取組としての広がり、農林水産業や地域づくりとの連携などの成果が見られる一方、「生物多様性」の言葉の認知度の低下や、UNDB-Jの内外との連携が十分でないなどの課題の報告がありました。

○事務局から、愛知目標の達成期限である2020年に向けて更なる取組の強化を行うため、UNDB-Jとして目指すべき社会像、社会像に向けた取組の方向性をまとめた「ロードマップ(案)」の提案がありました。

○提案されたロードマップ(案)の方向性に沿って、UNDB-Jとして2020年に向けて取組を進めていくことを確認しました。

3.平成27年度事業の実施結果について

○平成27年度の事業実施結果について事務局から報告がありました。

<主な事業>
  • UNDB-J中間評価の報告
  • 100万人の「MY行動宣言」
  • 国連生物多様性の10年中間年フォーラムの開催
  • 「生物多様性の本箱」100館プロジェクト
  • 平成27年開催生物多様性関連イベント・行事 一斉報道発表
  • 環境省主催イベントにおける生物多様性の普及啓発

4.平成28年度事業の実施計画について

○平成28年度の事業計画案が了承されました。

<主な事業>
  • ロードマップの作成及び取組推進
  • 100万人の「MY行動宣言」
  • 国連生物多様性の10年日本委員会 地域フォーラム
  • 「生物多様性の本箱」300館プロジェクト
  • 平成28年 生物多様性情報 一斉報道発表
  • UNDB-J構成団体の機関誌等を活用した企画記事の一斉掲載
  • COP13におけるUNDB-DAYの開催

5.意見交換(ロードマップを踏まえた今後の取組)

○ロードマップを踏まえて、UNDB-J内外の連携を如何に具体的に進めていくか、をテーマに各委員による意見交換が行われました。各団体の取組の現状や課題、連携の可能性について意見が出ました。

○引き続き、UNDB-J幹事会で議論していくことを確認しました。

会議資料

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