国連生物多様性の10年日本委員会 UNDB-Jとは

平成27年6月18日 第5回「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)の開催結果について


6月18日(木)、望月環境大臣、榊原委員長(一般社団法人 日本経済団体連合会 会長)の出席の下、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)の第5回委員会が開催されました。
「国連生物多様性の10年」の中間年として、これまでの成果と課題を中間評価としてとりまとめるとともに、2020年に向けた取組をまとめたロードマップを作成することとし、数値目標の設定など、さらなる活動充実に向けた意見交換が行われました。

概要

1.開催日時

平成27年6月18日(木)16:00~18:00

2.開催場所

金融庁共用第2特別会議室(中央合同庁舎7号館12階)

3.議題

    • 平成26年度事業の実施結果について
    • 平成27年度事業の実施計画について
    • 委員からの取組等の紹介
    • 中間評価とロードマップの作成について
    • その他

議事のポイント

1.冒頭挨拶

○会議の冒頭、望月環境大臣より、「(UNDB-Jは)生物多様性条約COP10において採択された「愛知目標」の達成を目指して、多様なセクターが連携するための枠組として設立されたもので、世界にも例のない形です」「様々な関係者が一体となった本委員会には、あらゆる分野において生物多様性の大切さを考え、将来に引き継ぐための取組が行われるよう牽引していただきたい」等のご挨拶がありました。

○続いて、榊原委員長より、「とりわけ今年は、「国連生物多様性の10年」の中間年です。愛知目標の達成に向けて、関係者の取組みを加速し、大きな流れにしていくことが重要です。これまでの成果と課題を共有したうえで、効果的な取組みについて考え、セクター間の連携を強めていく必要があると考えます」等のご挨拶がありました。

2.平成26年度事業の実施結果について

○平成26年度の事業実施結果について事務局から報告がありました。

<主な事業>
  • 生物多様性全国ミーティングの開催(10/24 豊岡市)
  • 生物多様性地域セミナーの開催(9/20大分県、11/16北海道、12/5 大崎市)
  • UNDB-Jが推奨する連携事業の認定(9月に10事業、3月に10事業)
  • UNDB-Jが推薦する「子供向け図書」の普及(愛称:「生物多様性の本箱」~みんなが生きものとつながる100冊~)

3.平成27年度事業の実施計画について

○平成27年度の事業計画案が了承されました。

<主な事業>
  • 中間評価とロードマップ作成
  • 「MY行動宣言」の積極的な呼びかけ
  • 「生物多様性の本箱」100館プロジェクト
  • 生物多様性.comの開設
  • 国連生物多様性の10年中間年記念フォーラム
  • 平成27年開催生物多様性関連イベント・行事 一斉報道発表
  • 「生物多様性アクション大賞2015」の実施
  • UNDB-Jが推奨する連携事業の認定(9月、3月)
  • 生物多様性全国ミーティングの開催(11/6滋賀県)

4.委員からの取組等の紹介

○各委員からそれぞれの取組等について紹介、情報交換が行われました。

5.中間評価ロードマップの作成について

○「国連生物多様性の10年」の折り返し年として、UNDB-Jのこれまでの成果と課題を中間評価としてとりまとめるとともに、主流化の取組をさらに加速するために、UNDB-J及び委員の2020年までの目標と具体的取組をまとめたロードマップを作成することとなりました。
○これまでの取組の成果として、事業者の取組は着実に進展、暮らしの基盤であることを意識した日常生活の取組としての拡がりが出てきたこと、取組のネットワークが構築されてきたこと、農林水産業の活性化や地域づくりとの連携が出てきたことがあげられました。
○課題は、生物多様性の認知度が低下していること、活動の評価が難しいこと、目標が不明確であること、予算が不足していることがあげられました。
○後半の5年間の取組を検討する視点として、それぞれのネットワークの十分な活用、セクター間の連携の強化、社会的発進力の強化、数値目標を含むロードマップに基づく取組、目標達成のために取り組み可能な企画、必要な資金の確保、があげられました。

6.その他

○「ESDと生物多様性をもっと結びつけるべき」「国民と行政のシナジーが大切」「委員会はアドバイザーでなくアクターの集まりであることから、ロードマップ作成のために委員や各セクターによる数値目標の設定が必要」などの提案がなされ、さらなる活動充実に向けた意見交換が行われました。

会議資料

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