イベント情報

9月16日(土) UNDB-J第7回生物多様性全国ミーティング&生物多様性自治体ネットワークフォーラム・神戸市生物多様性シンポジウム【開催報告】

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  • 全国ミーティング
  • 開催報告
開催日時 2017年9月16日(土)13:00~17:00
会場 神戸国際会議場 メインホール
主催等 主催:国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)、環境省、神戸市
共催:生物多様性自治体ネットワーク
定員
費用
備考

9月16日(土) UNDB-J第7回生物多様性全国ミーティング
&生物多様性自治体ネットワークフォーラム・神戸市生物多様性シンポジウム開催結果

9月16日(土)に神戸市国際会議場において、小林環境省顧問、久元神戸市長ら出席の下、「国連晴雨多様性の10年日本委員会(UNDB-J)第7回生物多様性全国ミーティング&生物多様性自治体ネットワークフォーラム・神戸市生物多様性シンポジウム」を開催しました。
生物多様性リーダー・地球いきもの応援団である大桃美代子氏による講演、神戸市キャラクター「ワケトン」らによる生物多様性キャラクター応援団共同宣言式」のほか、地元神戸で活動されている団体、高校生ら出席の下、「豊かな自然の次世代への継承」をテーマとしたパネルディスカッション等を行いました。
参加者一同が昔から引き継いだ生物多様性の恵みを次世代へ継承していくことを考え、生物多様性のために今できることを考える重要な場となりました。

概要

開催日時 平成29年9月16日(土)13:00~17:00
会場 神戸国際会議場メインホール
主催等 主催:国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)、環境省、神戸市
共催:生物多様性自治体ネットワーク
出席者数 約350名
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会場の様子 展示コーナーの様子

開催結果

1.開会挨拶

  • 小林環境省顧問:
    神戸市は大都市でありながら自然豊かで重要な里地里山が保全されている。愛知目標達成まで残り3年という大切な時期。私たちの暮らしは自然の恵みに支えられていることを国民一人一人が認識し、感謝し、日々の暮らしの中で行動につなげていくことが生物多様性の確保の上で重要である。本日が個々の取組を後押しし、お互いの連携を強める機会となり、愛知目標達成の原動力となることを願っている。
  • 久元神戸市長
    神戸港でヒアリが発見されたことを受け、現在有識者会議を設置し万全の対応をしているところ。本来生息している地ではその生態系の中、気が遠くなるような時間の中で生き抜いてきた生物を人間の一時の欲望でペットにしたり、他の地域に持ち込むこと、あるいは偶発的な要因で持ち込まれることをどう考えるか。このシンポジウムで、自然そして生態系に関して多様な立場から語られ、自然との共生について議論されることを期待する。
  • 涌井UNDB-J委員長代理
    人類の生存基盤である生物多様性、空気や水、食糧、洋服など様々な生態系サービスについて、愛知目標を達成する2020年まで残り3年となり加速度的に取組んでいかなければならない状況である。今回、高校生の皆さんが大きな関心を持っていただき、この運動に尽力いただいていることに感動している。世代を超えて繋がっていくことが重要である。
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小林環境省顧問 久元神戸市長 涌井 委員長代理

2.生物多様性キャラクター応援団共同宣言式

IMG_0269_senngenn UNDB-Jキャラクター(中央から左)
サトくんタヨちゃん
神戸市キャラクター(中央から右)
ワケトン

UNDB-Jキャラクター「タヨちゃんサトくん」と神戸市キャラクター「ワケトン」が、今後協力して生物多様性に関する普及啓発に取り組むため「生物多様性キャラクター応援団共同宣言」を行いました。

3.講演
「農業から見えてきた環境。-みんな同じ場所に生きている-」

N-IMG_1648_oomomo タレント
生物多様性リーダー・
地球いきもの応援団大桃美代子 氏

「阪神・淡路大震災」を大阪滞在中に、「中越地震」を新潟県魚沼市の実家に帰省中に経験されたことがきっかけとなり、復興の為の地域活性化として魚沼市で行っている古代米作りについて紹介されました。無農薬栽培をすることで田んぼに多くの生きものが戻ってきた様子や子どもたちと一緒に行っている生きもの調査。また福島のカブトエビや豊岡のコウノトリ、佐渡のトキなど生きものを象徴としたブランディング米の可能性についてもお話されました。最後に都市でできることとして、農村とのつながりを意識した消費を心掛けるとことができるんじゃないかとお話しされました。

4.UNDB-Jの活動紹介

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環境省生物多様性主流化室
室長  長田 啓
CEPAジャパン
理事  宮本育昌 氏
国土緑推推進機構
政策企画部長 冨永 茂 氏

UNDB-Jの活動について、アクション大賞、グリーンウェイブについてそれぞれ紹介がありました。

5.UNDB-J認定連携事業 第10弾、第11弾 表彰式

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IUCN-J 道家副会長 UNDB-J認定連携事業 表彰式

UNDB-Jが推奨する連携事業を認定する意義・仕組み、第10 弾、第11弾として認定された22事業について紹介され、当日出席いただいた15団体に認定証が授与されました。
認定連携事業第10弾 http://undb.jp/authorization/authorization_year/2016-3/
認定連携事業第11弾 http://undb.jp/authorization/authorization_year/2016-10/

6.神戸市における生物多様性の取組について(事例発表)

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玉一アクアリウム 兵庫運河の自然を再生するプロジェクト
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こうべ森の学校 コープこうべ

地元神戸市で、生物多様性に関する取組をされている4団体から、活動内容について説明がありました。

7.パネルディスカッション
テーマ:「豊かな自然の次世代への継承」

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(コーディネーター)
中瀬 勲 氏(兵庫県立人と自然の博物館 館長 兼 兵庫県立淡路景観園芸学校 校長)
(パネリスト)
小田 隆司 氏、近藤 克麿君、戸田 結介君(玉一アクアリウム)
安井 幸男 氏(兵庫運河の自然を再生するプロジェクト)
藤原 恒夫 氏、谷口 彰彦 氏(こうべ森の学校)
吉田 禮子 氏(コープこうべ(コープくらぶ「チームエコーズ」))
長田 啓(環境省 自然環境局 自然環境計画課 生物多様性主流化室 室長)

生物多様性の保全に取組む団体の方が高齢化している中で、若い世代に継承していくにはどうしたらよいか、活動を行っている方々と一般の方々との間の意識をどう近付けていくのかについて話し合われました。
幼児期からの自然体験、小学校での環境学習や農業高校との連携で、小中高がつながるような仕組み、また会社の研修としての取組などの重要性について話しが出ました。また関心のない人たちにこそ参加してもらいたいという課題については、難しい課題ですが、チラシやSNSなどを活用した情報発信、口コミなどで呼びかけていくなど工夫が必要という話しがなされました。

IMG_1793_nakase コーディネーター
中瀬 勲 氏兵庫県立人と自然の博物館 館長
兼 兵庫県立淡路景観園芸学校 校長
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玉一アクアリウム
小田 隆司 氏
玉一アクアリウム
近藤 克麿君
玉一アクアリウム
戸田 結介君

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兵庫運河の自然を
再生するプロジェクト
安井 幸男 氏
こうべ森の学校
藤原 恒夫 氏
こうべ森の学校
谷口 彰彦 氏
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コープこうべ
吉田 禮子 氏
生物多様性主流化室
室長 長田 啓
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Blue Earth Projectの活動説明の様子

Blue Earth Projectは「女子高生が社会を変える」をキャッチフレーズに、11年前神戸の松蔭高校から始まり、今は全国9か所・約200人の女子高生が力を合わせて、さまざまな環境問題を社会に訴える活動をしています。
昨年度行った「美しいサンゴを次世代に残そう」の取組と今年のテーマ「海の生き物を次世代に残そう」についての活動紹介がありました。さまざまな海の生き物を書いたミニ大漁旗を3月までに全部で80枚作って、MY行動宣言を添えて、最後には旗をつなげて生物多様性を訴えていこう計画が紹介されました。
当日神戸三宮センター街でイベントを行い大桃美代子さんにも参加してもらったとの紹介もありました。

9.閉会挨拶

 IMG_1885_kagoshima 鹿児島市 環境部参事
菊野 純一 氏

生物多様性自治体ネットワーク加盟自治体であり、次回開催地の鹿児島市から「明治維新150年目となる来年は、西郷隆盛が主人公のNHK大河ドラマで放送されることとなっております。平成26年に鹿児島市生物多様性地域戦略を策定し、将来に残したい鹿児島自然百選の選定や、生物多様性に関連したイベントや講座などを開催しているところでございます。」との挨拶がありました。

10.展示の様子

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