認定連携事業の紹介

環境保全型農業の推進と生物多様性登米戦略
(田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト)

団体名 登米市
連携主体 農家、生協、NPO、事業者、市民、学校
地域 東北
関連する
愛知目標
目標7
※アイコンをクリックすると詳細が確認できます。
URL http://www.city.tome.miyagi.jp/kurashi/
nogyo/tomesinonogyo.html

事業の概要

本プロジェクトは、農業者の環境保全型農業への取り組みを促すための助成事業です。助成対象は、水稲の有機栽培に必要な資材等の購入経費、JAS有機栽培やカーボン・フット・プリントの認証経費等、生物多様性を図るための、ビオトープ・水田魚道・冬みず田んぼの整備資材代等です。

今後は、平成26年度策定予定の「生物多様性登米戦略」の中に、農地の生物多様性を向上させる取り組みとして環境保全型農業を盛り込み、「生きものと共生する農業の推進」、「農薬・化学肥料の使用量の削減」、「郷土野菜種の保全と需要の拡大」の項目により生物多様性の向上を図っていきます。

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▲生き物調査 ▲水田魚道

認定のポイント

多様な主体の連携:
自治体、農家、生協、NPOなど、多岐にわたるセクターが連携しています。
取組の重要性:
市全体での環境保全型農業の推進や、ビオトープ、魚道、冬みず田んぼによる生息環境の改善など、生物多様性の保全及び持続可能な利用に対して具体的な効果が期待されます。
取組の広報の効果:
参加者の増加など事業効果のさらなる向上が期待されるほか、生物多様性地域戦略を有効に活用した先進事例となり、他の地域でも同様の活動が行われるようになることが期待されます。

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